右から3番目のロザリオです
ロザリオ
3−01
¥18900

1800年代半ば〜後半頃のアンティークのロザリオです。
濃いワインカラーのような赤茶色の木製の数珠と真鍮の枠に木がはめ込まれた十字架が古い時代の趣を感じさせます。


輝きが美しい真鍮のイエス像の頭の後ろには茨の棘の冠と後光が付けられ、頭上にはラテン語で
「ユダヤの王であるナザレのイエス」の頭文字を表す「INRI」の文字が刻まれた、イエスの罪状書が打ち付けられています。


イエスキリストが処刑されたエルサレムの「ゴルゴダの丘」のゴルゴダとは「髑髏・どくろ」を意味することから、
こちらの十字架のイエス像の足元には髑髏と骨が付けられています。
(ゴルゴダの丘は、原罪を犯した「アダムとイヴ」のアダムのお墓の上にあるといわれています)



骸骨(どくろ)の十字架は、第二次世界大戦以前の時代、聖職者のための十字架として作られていました。
しかし、大戦中にナチスドイツがこの骸骨(どくろ)のしるしを使用したことから、
その後はカトリックの十字架に付けられる事はなくなったそうです。


ハートの形をしたセンターメダイは「聖母マリア/十字架」となります。

十字架の上に付けられた3個のメダイは後年に付けられたものと思われますが、
このロザリオが大事に受け継がれてきたことを物語っています。
メダイは「イエスの御心/カルメルの聖母」「不思議のメダイの聖母マリア」「イエスの御心」となります。

19世紀のロザリオとしては奇跡的に、数珠の数は59個で欠損はありません。

クロスの大きさは7×3,8cm、クロスの上〜センターメダイの上まで11cm、
輪の長さは59cm、数珠のひとつの大きさは0,5〜0,7cm程です。


*こちらは1万円以上のお品物ですので送料は無料となります*



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